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その後、車で西へ暴走する。 西へ向かって高速道路が作られている。 次第に乾き砂漠になって行くのが分かる。 菜種と麦の延々と続く畑が、赤茶けた土と疎らに生えたアカシアや乾燥に強いのかブーゲンビレアが花を付けているように変化していく。 |
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乾いた大地に夥しい数の何かがあります。 これは土を四角く形作って乾燥させている所です。 乾燥したところでは干すよりも水でこねるのが難しい所。 |
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インドの建築資材はレンガである。 地面を掘れば赤砂岩か赤土。 赤土を焼成してレンガにして家や道路を作る。 レンガ焼成用の燃料は麦や菜種の枯れた茎の古いものです。 新しい茎は象・ラクダ・馬の飼料とします。 インドはCO2の排出がとても少なく太陽の恵みを最大限に利用しているのです。 耕地は麦と菜種が延々と続いています。 菜種から絞った油は自動車燃料となっていくのでしょうか。 |
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山は赤茶けた地肌が見えるようになりました。 赤茶けた岩の転がる山には薄っすらとアカシアが生え農耕の形跡は無くなってきた。 アフリカの写真でキリンが刺の生えたアカシアの木の枝を食べているが、ここの砂漠にもアカシアが生えている。 それに赤い花を咲かせたブーゲンビレアが多く植えられている。 ブーゲンビレアは野いばらのように地面から弓なりに生えて先の方が花になっている。 |
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アグラからラージャスターンへの高速道路は作成中で至るところ凸凹しています。 途中、ラクダのステッカーを貼ったトラックが何台も走っていた。 これは西方の道が途切れた後は砂漠地帯をラクダで警備に行く軍のトラックだという。 インドは軍や武器を持つが他国を攻撃した事は無く、もっぱら自衛のためだと言う。 |
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乾燥に耐えるのはラクダ。 ラクダの荷車が沢山通ります。 鼻の上にボンボリを飾ったラクダは鼻を高く上げてあるいています。 |
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この車のナンバープレートはRJ、ラージャスターンから来たのでしょう。 |
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ジャイプールの近くは岩山に挟まれた細い道となっていて天然の要衝である。 |