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ペット猫のタ・プローム 遺跡を飲み込む木(榕樹:ガジュマル)
関東地方などで、普通「えんじゅ」と呼んでいるのは、ほとんどあるいは全部が、「イヌエンジュ」である。
群馬・長野などでは、山野にかなリ多く自生しているようで、建築材などに多く利用しているのを見る。
材は、「心材」は真っ黒で、「辺材」の白さとのコントラストが美しく、「床材」や板にして壁のした張りなどに好適である。
また、材は比較的折れ難く曲げやすいため、大工の使う「ちょうな」の柄に用いる。
花は白い。
葉そのほかは、「イヌエンジュ」も、「えんじゅ」に酷似するが、「エンジュ」に比べて幾分色が暗い感じをしており、粗野な様相をしているのも特徴である。
「胴吹き萌芽性」はあまり無く、「アカシア」のように見苦しいことはない。
日本には、世界最大の木造建築.東大寺大仏殿があるいっぽう、茶室というきわめて小さい、しかも洗練された美しさを持つ木造建築があります。
茶室は人と入とが対話するための空間であるといわれます。
入と入が対話するための用を満たす最小限の空間を占め、しかも心理的圧迫を除くための用材・構造など、すみずみにまで心が配られています。
茶室の中に居ることによって、その一切の無駄をはぶいた極小の空間ゆえに、心が解き放たれ、字宙と同化するとまでいわれます。
この一切の無駄をはぶいた最小限の大きさは、何か小品盆栽にも通用しそうな気がします。
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