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ペット猫のタ・プローム 遺跡を飲み込む木

タ・プローム 遺跡を飲み込む木
「エンジュ」は、まめ科。
中国などでは古くから植栽され、材は建築・器具・楽器などに利用される。
わが国では、ほとんど「街路樹」として利用されているが、ごく一部では、「鬼門よけ」の樹として屋敷の東北方に植える習慣がある。
夏頃、黄白色の花をつける。
葉は一般に知られている「アカシア」と酷似しているが、葉や枝の肌の緑は「アカシア」に比べて明るく美しい。
また「アカシア」は幹の基部や中途から、「胴吹き」と呼ぱれる萌芽をしやすく、見苦しくなりやすいのに対し、「エンジュ」は「不定芽…胴吹き芽」を萌芽することは少ない。
東北地方では、「コケシ」の材料として利用している。

素材を求める機会 小品盆栽をつくるにあたり、まずその素材の入手について述べてみます。
先にも記したように、実生や挿し木・取り木する場合は、いわゆる自分で繁殖するケースであり、種の場合は自分で採取するか購入し、挿し木する場合は白分の現在持っている樹から挿し穂を採取したり、友人に分けてもらう、山野で採取してくるなどの必要があります。
取り木の場合は現在手持ちの樹でもちくずしたものや、鉢植えもの、庭木の一部にかけることになります。
いっぽう、白分で繁殖するのではなぐ、他から入手する場合では、まず山採ワが挙げられます。
山採りでは、小品盆栽用など一部の松柏類や雑木類は現在でも可能ですが、交通費などかかる費用もばかになりませんし、これはという素材にめぐり会う機会がそれほどあるとはいえません。

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