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ペット猫のライ王

ライ王
頭につけるかな文字の数々。
最も多いのは、いぬで、次いで多いのがにせであり、くまの文字も忘れることは出来ない。
これらは一体どういうことを意味するか、(詳しい方があったら、ぜひ教えて欲しいと思うが)私は次のように解釈している。
国語的に考えてみると、「いぬ」という言葉には、従属するということがまず目に付く。
少し悪い言葉かも知れないが、古くは「幕府のいぬ」 とか、「警察のいぬ」とかいう言葉が脳裏に浮かぶ。
これは従属するということよりも「手先になって働く」という意味が強く、時にはその「機能を代行」する、ということもあるようである。
それでいて表に出ている機関よりも「派手」ではない。
「華やかで、権力や価値」は無い、これが隠れた「いぬ」の持つ意味のようである。
こう考えると、「いぬ」を冠する樹木の名は、それが付かない本物の樹種に対して、「何かの形」「もしくは用途」などで、それに近い樹種と昔は孝えていたのかも知れない。
(勿論、学聞が進んでいない頃に大まかに見て付けた名であるから、植物学的な関連はある場合と無い揚合があるが、名を付けた当時は何かの関連を考えていたのかも知れない)。
これに対して「にせ」を冠したのは、飽くまで本物に対する「にせ」であるから、本物との関連は無いと名付けた当時考えていたのかも知れない。
しかし、いま植物学的に考えて見ると、こちらの方に、本物と関連があるものが見つかるから、不思議である。

盆栽あるいは小品盆栽の専門店で購入する場合、現在ではだいたい小品盆栽には値段がついていると思いますが、もし値札がついていなくても、はずかしがらずに堂々と値段を聞くようにします。
縁日や植木市で値切りながら買う楽しみは別ですが、専門店で商品として並べてあるものの値段を聞いてはずかしいことはありません。
予想外に高額であっても"どこにこの樹の価値があるのか、この樹の見所は何なのか"を聞くことによって、かえって勉強になるはずです。
もし、値段を聞いてもはっきりした返事をしないようなら、注意すべきです。

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