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ペット猫のバンテアイ・スレイ 東洋のモナリザ左

バンテアイ・スレイ 左
ザクロは暖地性のものであり、寒気は避けた方が良く、植え替えも茅が動いて桜の終わった頃に行なった方が艮い。
早めの植え替えや、冬揚の水切れ等が原因で.茅出し不良となりやすい。
ついには枯死に至ることもあり要注意である。
この対策として面白い方法で「樽伏せ」、という先人の智恵がある。
地面に鉢ごと入る深さの穴を掘り、そこに入れて、充分に霧をかけ、その上に樽を伏せるのであるが、地温と湿度によって無事に芽を出してくれるのである。
なお、ザクロの変わった点は、根元に細根が出ず締まらなく植え替えの際.根土が崩れやすいので根元に土の隙間を作らぬよう注意が必要で、さらに太根の切除は斡のやけ込みにつながることもあり、太根、太枝の切り込みは要注意である。
用土は赤玉小粒が7、腐葉土が3。
全盛時代には荒木田が最良とされたが理在は入季難。
入手が可能であれば赤玉より埴土ならなお良い。
茅つみほ新芽の先端に蕾をつけるものあり春先の茅つみほやめる。
盛夏の頃、花の終わりを待って樹形を作りながらの剪定をする。
針金かけほ花後の剪定と同時に行なうことが合理的である。
この木の待性として捩幹に現れるように、すべてが左捩れなので逆らわぬよう、針金も左巻きを心がけることが安全である。
これらの絵は五〇〇〇年ものあいだ風雨にさらされて傷んでいるので、描かれている動物が馬かアジアノロバか、あるいは野生ロバか、はっきりしない。

けれども、馬やアジアノロバはほかの家畜化できる動物よりも臆病なので、小さな群れで飼われた最初の野生動物はおそらくヒツジやヤギであったと思われる。

いまはサハラ砂漠の一部になっている北アフリカの牧草地と緑の谷間にあるがけには、牛やヤギがはっきりと描かれている 。

モロッコ南部の「セネガル」山脈の岩には、飾りのある幅広の首輪をつげた一匹の雄ヒツジが刻まれている。

ジブラルタル海峡の両側の地域にいた遊牧民どうしは、たぷん活発な交流をおこなっていたことであろう。

後氷期の人間はその両側に向けて移動したものらしい。

なぜなら、スペインの東部や北部の動物の絵と、北アフリカのものとのあいだには、あきらかに類似した様式が認められるからである。


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